西川 みどり

伝統美養塾 食卓和文化継承士

 

 

 

奄美大島に伝わる伝統的な醗酵飲料ミキに出会ってから、身体と心が喜んでいる、元気になっていく実感がありました。

それは次第に友人から友人へ飲み継がれるようになり、多くの人が生きている乳酸菌のパワーを実感しています。

ミキを飲んでもらったり、ミキを伝える活動をするようになって益々、ミキと出会った意味、そして国産み神話の淡路島へ移住することが、偶然ではないことに気付いたのです。

奄美大島では当たり前のように、牛乳や甘酒や飲む酢と同じように並ぶソウルドリンクです。

それがなぜ、沖縄や奄美大島でしか飲まれないのか?

米とさつまいもと水だけで簡単に作れて、安価で手に入る健康ドリンクです。推測の範囲ではありますが、ミキが広く飲まれるようになると薬を必要しなくなり…それでは困ることがあるのでしょう。

ミキを伝える活動の中、発酵というものに興味がどんどん増し。日本の伝統食である発酵食品の大切さを実感すると共に、添加物の恐ろしさや間違った減塩指導、薬への依存という洗脳を知ることとなり、実は細菌との共存が一番自然で無理のない健康への道だと確信しました。

腸を整えることは、精神の安定に繋がります。

ミキと出会ってまだ1年3ヶ月ですが、日本の素晴らしい伝統食の中にミキも加えて、日本だけでなく世界に伝えられたらと考えておりました。

私は、数年前まで25年間専業主婦でした。

ただ毎日、同じルーティーンで過ごすだけの生き方から180度人生が変わり、自分は何がしたいのか?どう行きたいのか?問いかけ、突き詰め、そして自分らしく生きる為に淡路島五色に根をおろしました。

まずは発酵食品、日本の伝統を学ぶ事、そして世界の必要としてくれる人に醗酵飲料ミキを広げる。

私ひとりでは成し得ない事を実現させてくれる場に巡り会えた事、そしてつなげてくれた尾庭恵子さんに感謝します。