組織の誕生と活動への思い(2024年10月18日Facebookへの投稿から)
【今こそ目覚めを広げる時】
「山紫水明の国、頼れる日本の食材」
自己免疫力を高めるには?
食が大きく関与する事に気がついた20年近く前。
糸口はあまりにも当たり前の日常食の見直しに気付いた事からでした。
ところが、そこからずるずると引き出されてくる情報はあまりにも予期せぬ情報ばかりで、信じているはずのこの国を疑わんばかりのものだったと言えます。
塾の運営をしていて、35年。
2011年にきっぱり募集を停止しました。
20年を過ぎるころから、子供達の様子がハッキリ変化してきたのが分かりました。
アトピー、喘息、骨折、うつ・・・
塾は休まないが、体調不良の子供達が極端に増えてきます。
授業を中断してその症状緩和の手伝いをする事もしばしば。
気の毒で見ていられない。
症状が出たら、さあ薬。
効かないとなったらそこしか見ない医者の言う通り、新しい処方箋に従う。
いっこうに良くならない多くの子供達を見ていて、おかしいと思わないわけがありません。
これは目の前の人だけの問題ではないので、もっと多くの人たちへの問題を投げかけるべきだと思い立ち、
もっと多くの人たちに伝わるステージに変えることにしました。
あの頃・・・
バブルがはじけ、多少高くても美味しいおしゃれなお店で食べたいと言う風潮に馴れた家庭は自宅で調理の習慣は当然減り、
私の周囲の人たちは、キッチンを板で覆い隠しいよいよ台所と言う場所を消し去ったりもいたしました。
ワインとお惣菜をデパ地下で調達し、最後はゴミの分別しておしまいのディナータイム。
外食と惣菜の多様化が食材選び、調理方法、調味料、健康まで外食メーカーに全てお任せする事になってしまった。
あらゆる味を人工的に作り出せる技術は、味気のない促成栽培や鮮度の悪い野菜や食材についても美味しくしてしまい、誰もがそのトリックに十分満足して現在の不健康日本人を招いてしまった。
私は今、流通までに起こっているブラックボックスからまずは少しだけ抜け出そうと考えています。
その理由は、自分や自分の周囲の人たちの難や苦しみの殆どが現代の病を原因としているからです。
私の呼びかけでお集り頂いた全国の食育推進指導者達が100名程になった今、本当に日本の未来を真剣そのものの立場でお考えの皆様と手を取り合って、日本の精神文化とそれを育んできた食文化を守り残して行くべきだと考え行動に起こしたいと思っています。
発信すれば、同じ方向性で動いている素晴らしい方と多く出会います。
今、日本全国で毎月新しい協力者が表れ、志を共に動いて下さるようになりました。
民族の歴史から調和を意味する日本人の精神性が繋いでくれている関係に他ならないと思います。
優れた穀類や発酵食品に恵まれた日本。
そろそろ新米の便りが届く頃です。
本当のお米はどれだけあるのでしょうね。
稲の畑に赤とんぼが乱舞していた情景はもう20年近く見ていないと思います。
そう考えると、夏のオニヤンマやシオカラトンボも相当見ていません。
稲が実る頃には実った稲穂を守るかのように蜘蛛が天然の糸を張ったりしたそうです。
自然界には虫も草もあって当たり前。
そこでいのちのバランスがとれるのですから。
人間だって、少々の不調があってバランスの調整をして強く逞しくなるはずだったのです。
それが、どうやら違う道を歩んだようです。
稲の裏作には大豆や麦、田畑を遊ばさず自給出来る日本に少し引き返す努力が必要ではないでしょうか。
せめて、一般家庭で調味料を作ってみたり、本物の食材を買う努力をしてみたり。
本物が消えてなくなる寸前です。
日本の本物を作り続けている皆さんを応援いたしましょう。
まずは本当の調味料づくりから・・・
私達はお味噌づくりをきっかけに日本の食を考えています。
キレイな日本人プロジェクト、その始まりは2013年12月のこのステージでした。
いつもどこかでこの活動がプロジェクトリーダーにみなさんによって行われており、SNSでもご報告しています。
100円募金を募ったり、その売り上げは子供たちの施設へ、そして味噌キットの送料にと僅かな貢献もできてきました。
今や食事情は都市においてはどこもが被災地といっても過言ではありませんが、普段通りの生活が出来ている中で、避けるべき食材を避ける努力はできますね。
本当に支援が必要な災害後の現地の皆様にこそ、本質的な食材での健康をお約束しなければならないのです。
それが国力というものでしょう。
賛同してくださる皆様とお1人でも多く出会う事ができますように、みなさんも情報を共有して頂ければ幸いです。
この国を守りたい・・そう思っていらっしゃる方は多くあると思います。
私達キレイな日本人プロジェクトリーダー達は、これから更に応援団体の皆様と共に食で日本を守る活動に力を注ぎます。
そのように導かれ突き進む事になった食育推進支援グループのこれからの活動を、皆様のお目に留めていただき、どこかの会場でご協力を頂けたらたらと心から願っております。
お亡くなりになられた服部幸應先生は、レイチェルカーソン女史の書物「沈黙の森」のお話をよくなさっていました。
お心の中で、仰りたいことがたくさんおありだとも語っておられました。
応援頂いていた最中でしたのに、残念でなりません。誠実なお人柄を大切に思っておりました。
何度か訪れた校長室での談話を心の頼りに、めげずに、このまま推し進めてまいりたいと思います。
そして、どんな意図があったかにせよ、この出会いに導いてくださった繋がりの皆様には心からの感謝をしなければと思っています。
そのお陰様で…
という有り難い事の方が、、遥かに多いのですから。
合掌🙏