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季節のお便り 筍の灰汁抜きは大根で

春の味覚の王様と呼ばれる『筍』

筍ご飯、天ぷら、焼いても煮ても炒めても美味しい!

みなさんは、どのお料理がお好きでしょうか?

今年の筍は例年より早く、3月からお店に並びました。

今年はもうめしあがりましたか?

春になると朝早く、我が家の玄関先には、大きな筍と糠(ぬか)が置かれていることがあります。

父母の友人、祖母の友人のお孫さんが、「筍堀りに行ったから」と置いてくれるのです。

掘り立ての筍は、灰汁抜きいらず!

生のまま、薄く切ってお刺身でいただいたり。そのままお料理にとりかかれます。

ところが、いただいた筍に気づくのが遅くなった時は、アク抜きが面倒!でした。

今回は、福岡の和食のお店のご主人に教えていただいた 〜 筍の灰汁抜き 〜をご紹介します。

 

1〜2時間で火を使わずにできるのです!長時間茹でないため、旨味も風味も食感も損なわれません。


もっと気軽に楽に、お家で『筍』をお料理しましょう!

〜 大根おろし汁を使った灰汁抜き 〜

【材料 】

・筍 中くらい1本

・大根おろしの絞り汁 200〜300ml

(大根 約1/3本)

・水   200〜300ml

・塩   4〜6g (約小さじ1/2)

① 大根をおろして、絞り汁をつくる。

② 大根のしぼり汁と同量の水を加える。

③ ②の1%の塩を入れる。

④ 筍をお料理する大きさに切り、③にひたす。

⑤ 1〜2時間たったら、水洗いをして出来上がり。

※ 大根の匂いが気になれば、5分くらい水にさらす。

※ 筍は生でも食べられるので、味見してアクが強い時は、3分くらい煮てから水洗いする。

※長時間さらしたり煮すぎて、✨香りや香り?が減ってしまわないように