山口 万里

伝統美養塾 食卓和文化継承士

 

 

 

私がみそ作りに参加した時には、すでに9900番台だったと思います。その後の人数の伸びを見ていて、毛利さんはじめ先輩リーダーさんたちが何年も丁寧に積み重ねてきた結果なんだと想いの強さを感じました。10000人達成は通過点、この先は私も活動に加わり少しでも想いを繋いでいけたらと思っています。

 

私が毛利さんと出会ったきっかけは、ゼン・カフェで働く知人の紹介でした。

その頃、コロナ対策の矛盾とメディアの煽りに振り回されている周囲の人に、ひとりイラ立ちを感じていたので毛利さん存在は、とても救いでした。

このタイミングでこのプロジェクトに出会えたことに、とても感謝しています。

 

私は、エステやリラクゼーションの業界で約20年仕事をしています。

リラクゼーションの世界には、「強もみ問題」というのがあります。

どんなことかと言いますと、マッサージは強く痛いくらいじゃないと効かないと思い込んでいることです。お客様も、施術をする方も。

その結果、起きていることは、お客様の身体は、どんどん固くなり強もみがエスカレート。施術者の方は、指や身体を痛めている。

強い刺激は、その時はスッキリした感じがしていいのかもしれません。お客様の要望に応えることで、施術者は満足なのかもしれません。

 

でも、何も解決していないどころか、更なる問題を作っている。そんな現状があります。

今私は、この現状を変えるために施術者への指導などをしています。何が言いたかったのかというと、食や普段の生活にも共通するところがあるのでは?と思うのです。

時間がないから、安いから、便利だからと、その時はいいかもしれませんが、長い目で見たら、健康を害していたり、文化やコミュニケーションなど大切なものが失われている・・

そんなことを危惧しながらも、どうすることもできず悶々としていたときに、毛利さんと出会い、その活動に出会うことができました。

素敵な人生の先輩がたがいることに、とても希望を感じています。

 

最後に、私の密かな夢は、囲炉裏端のおばあちゃんになることです。

囲炉裏の火を囲みながら、ここで学んだことや自分の経験を伝えていける存在に慣れたらと思っています。

その場しのぎをしなくていい、もっと本質的なことを大切にできるそんな世界になることを願いながら、自分に出来ることをやっていきます。