池田 泰子

伝統美養塾 食卓和文化継承士

一般社団法人 伝統美容食育推進支援協会 理事

 

 

 

被災地の復興支援として発足しましたこのプロジェクトも、早7年。

この度、10000人味噌づくりを達成することができました。

ご支援、ご協力を賜りました応援企業様、応援者のみなさまに心より感謝申し上げます。

味噌づくりは、途中、勢いが欠けた時期もありました。

後半はコロナ禍での味噌作りとなり、リモートでの伝え方の難しさも経験いたしました。

紆余曲折を経てまいりましたが、みなさまより「本当の食卓力への推進」を目指す私たちに共感を頂けましたことを、大変ありがたく思います。

「永続のための継続」を実行する私たちは、これからも「身近な人からの幸せを」と願い、引き続き、味噌づくりプロジェクトのバトンリレーと新たな発信も続けてまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

改めまして、ここに感謝の気持ちと共にみなさまに厚く御礼を申し上げます。

 

毛利涼子さんとの出会いは、2013年のクリスマス。

ある食育関係のパーティーでした。

私たちは東京と九州と離れてはいますが、同年齢ということもあり、「いつか必ずご一緒に!」とお互いの想いを確認しあった一夜でした。

その4ヵ月後には、早くも再会。

その後、二人で初めてのお味噌づくりを実現することもできました。

これまで何度もお味噌作りの会をしてまいりましたが、今でもこの日の熱い想いは忘れられません。

夢は実現へ。

夢を持つこと、素晴らしい人との出会いは、人生にとってかけがえのない宝物となります。

そして、プロジェクトに関わらせていただいたことで人生は豊かに、協会の中で成長もさせていただいた私です。

今、こうして毛利代表と全国メンバーのみなさんと共に歩んでいけることに、たいへん感謝しております。

 

これから、私たちのプロジェクトは、『平和の森』を意識してまいります。

私たちはその森で微笑む女神たち。

『元気な120才を創る会』のみなさまとのご縁をいただきまして、個性溢れるメンバーが歩む道には、選択肢が広がりました。

私たちメンバーはそれぞれが役割を担い、協調しあい、研鑽を積んでまいります。

これまでご協力賜りましたみなさま、これからお目文字叶うであろう多くのみなさまのお力添えもいただきながら、より平和で豊かな森を目指してまいります。

夢は広がるばかりです!

 

7年前といいますと、味噌をはじめ、塩麹や甘酒手作りする人はめずらしく、徐々に

発酵の力が注目され、手作りする人も増えてきました。

今年、10月、10000人という人数を達成しました私たちの味噌づくりは、人数達成が目標ではありませんでした。

味噌は、古えから、私たち日本人にとって食生活に深く根ざして欠かすことのできないものとなりました。

日本の伝統食として、健康食として

最高の保存食として、災害多発国の防災食として。

コロナ禍でも私たちを支えてくれる頼もしいパートナーです。

これこそが私たちが真にお伝えしたい【日本の食文化の底力】なのです。

知れば知るほど、日本人であることが誇らしく思えてきます。

これからの私たちは、「私たちにだからできること」に挑戦し続けてまいります。

豊かな『平和の森』が築かれていく様子が浮かんでまいりました。

私は、身近な生活の中の知恵や文化を受け継いでいくための発信や全国の郷土料理のご紹介、「季節のお便り」の継続と過去の内容編集に取り組みたいと考えております。

「季節のお便り」とは、私が以前から歳時記や季節の移ろいをしたためた文章です。

 

この国の素晴らしさを分かち合い、

私たちの世代が、次のまた次の世代に残せることをお伝えするメッセンジャーでもありつづけます。

昨日より今日、今日より明日の笑顔が一つでも増えることを願って。

これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

 


・幼児児童教育教室 主宰

・Japanese Clover 主宰

・ファスティングインストラクター

・マクロビオティックインストラクター (日本 , インターナショナル)